2024年4月23日 配信
エピソード.55 塗るだけで室温上昇を抑えられる！遮熱塗料
でさん子です！
今回は室内の温度上昇を抑えたり、空調効率の低下を防いだりできる「遮熱塗料」についてお話を聞いたよ。
ナトコ株式会社様に来てもらって、遮熱塗料の勉強会をしたよ。
よろしくお願いします♪
近年、気温の高い日が増えているよね。
熱中症になった人の中で4割は室内で発症したなんて調査結果もあるみたい。
値上がりが続く電気代もどのくらいかかってくるか不安だよね。
そこで、室内温度が上がるのを抑えたり、空調の効率を落としたくないっていうときは
遮熱塗料がおすすめだよ！
遮熱塗料は熱こもりの主な原因となる輻射熱（ふくしゃねつ）を反射してくれるんだ。
輻射熱は赤外線などの電磁波によって伝わる熱のことだよ。
電磁波のため、空気の影響は受けず熱が伝わってしまうんだって。
遮熱塗料を塗るとどれくらい効果があるの？
実際に遮熱塗料の効果を見せてくれた！
遮熱塗料を塗った鉄板と塗っていない鉄板を用意して赤外線ランプで照射していたよ。
裏面には温度計をセット。
使用しているのはナトコ様の「デラクール®」という遮熱塗料だよ。
1時間くらいランプの光を当てていたんだけど、
裏面の温度が遮熱塗料を塗った鉄板は49.6℃、塗ってない鉄板は64.8℃だったよ。
温度差は15℃くらいあったんだ。
こんなに差があるなんて、びっくり！
こんなところで活躍！
遮熱塗料を塗ると、効果があることがわかったね！どんなところに塗れば効果的なのかな。
例えば、幼稚園バスに遮熱塗料を塗れば、
乗っている子供達や運転手さんの熱中症対策になるよ。
夏は車の中ってすごく暑くなるもんね。
窓ガラスに遮熱フィルムも貼れば効果アップ！
温度管理が必要な保冷車や冷凍車にも遮熱塗料はおすすめだよ。
運搬する製品の品質維持につながるね。
精密機器が入っている受電設備や衛星中継車などにも効果的。
アレニウスの法則というものがあって、
温度が10度上昇すると機器や部品の劣化スピードが2倍に上がるんだって。
機器の機能低下を防ぐこともできるよ。
表面温度上昇も抑えることもできるから人の手が触れるところにもいいね。
遊具や手すり、ベンチとかに塗れば、やけどしにくくなるね！
ということで、遮熱塗料についてお話を聞いたよ。
塗るだけで15℃くらい鉄板裏面の温度を抑えられるのは驚いたなあ～！
でも、塗装した色によっては遮熱効果が変わるみたいなので注意してね。
デサンでは遮熱塗料を使った省エネ対策をご提案できるので
興味がある方は気軽にお問い合わせしてね！
暑い日を乗り切るためのお手伝いができたら嬉しいな。